首里城書院

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首里城書院(しゅりじょうしょいん)は、沖縄県那覇市首里金城町の首里城内の建築。

国王が日常的な執務を行った、御書院と呼ばれる広間のある建物で、その周囲で取次役や近習などの側近が控えていた。支那の皇帝の冊封使や那覇駐在の薩摩役人を招き接待を行うこともあった。創建年代は不明だが、1709年の火災で焼失し、1715年頃に再建されたものと考えられている。その後、鎖之間が増築されたとされている。奥には内炉之間と言われる茶室があり、お茶を点て客人に振る舞った。茶道具一式を用意した御茶之間と呼ばれる座敷もある。

復元建物が令和元年(2019年)に火災で焼失した。

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