青山学院大学対東北学院大学総合定期戦
青山学院大学対東北学院大学総合定期戦(あおやまがくいんだいがくたいとうほくがくいんだいがくそうごうていきせん)は、1950年より開催されているキリスト教主義学校・プロテスタント系の姉妹校である青山学院大学と東北学院大学のスポーツにおける対抗戦である[1]。
概要[編集]
建学の精神を同じくする青山学院大学と東北学院大学は、毎年「総合定期戦」(大学対抗戦1950年 〈昭和25年〉[2])が開催されている。総合定期戦は、スポーツの交歓のみならず、両校との友情の発展に大きく寄与して来た。毎年6月、体育会入会式と同時に両学院大学総合定期戦に向けての各々の大学の礼拝堂において結団式が行われる。学長、学生部長、体育会長、体育会本部長、応援団団長の挨拶 選手宣誓、応援団より、選手にエールが送られる[3]。
毎年6月の第1金・土・日曜日に行われている。30種目以上のスポーツを行い、総合成績で勝ったほうが優勝となる。対抗戦であるがミッションスクールである両校は相手校を敬い、先に相手校の名称をかざす。青山学院大学からは「東北学院大学対青山学院大学総合定期戦」、東北学院大学からは「青山学院大学対東北学院大学総合定期戦」となる。正式名称が長いので、青山学院大学では 東学戦、東北学院大学では 青学戦と呼ぶことが多い[注 1]。
1950年(昭和25年)、青山学院大で第1回大会が開催された。1年ごとに東京と仙台で交互に開催され、会場校の学長が大会会長を務める。2019年(平成31年)は東北学院大で第70回記念大会が開催された。2019年現在の通算成績は、青山学院大が43勝、東北学院大が27勝[4]、引き分けの場合は遠征した側が総合優勝である。定期戦は戦前の1929年に始まっている[5]。技と知力を振り絞り、正々堂々と勝敗を決するなかで、お互いを尊重するスポーツマンシップも生まれてくることが期待されている。[6][7][8]。
Note[編集]
※百合の紋章(フルール・ド・リス) … キリスト教主義学校である青山学院、東北学院は昭和初期から中期以降、文化系、体育系各学生団体等が紋章(マーク)あるいは徽章として使用してきた[9]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 過去には東北定期、青山定期と呼ばれていた時代もあった。
出典[編集]
- ↑ https://jihou.tohoku-gakuin.jp/archive/168/jiho_168_02.pdf
- ↑ https://jihou.tohoku-gakuin.jp/archive/232/jiho_232_02.pdf
- ↑ “体育会入会式・東北学院大学総合定期戦 結団式の様子”. 青山学院大学 (2018年6月2日). 2020年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月8日確認。
- ↑ “第70回青山学院大学対東北学院大学総合定期戦開催”. TG MIND. 東北学院大学 (2019年5月31日). 2020年1月17日確認。
- ↑ “青山学院大学陸上競技部OB会-対東北学院大学定期戦”. 東北学院大学. 2022年4月12日確認。
- ↑ 青山学院大学TGMIND [@tgmind2018] (2019年5月25日). “記念すべき第70回青山学院大学総合定期戦開会式の様子です。”. 2019年9月4日確認。
- ↑ “第70回対東北学院大学総合定期戦を開催”. 青山学院大学 (2019年6月3日). 2019年7月24日確認。
- ↑ “第70回 対青山学院大学 総合定期戦報告”. 東北学院大学 (2019年5月28日). 2019年7月24日確認。
- ↑ “東北学院大学体育会徽章の歴史について”. 東北学院大学 (2016年12月24日). 2019年9月5日確認。