雄弁は銀 沈黙は金
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雄弁は銀 沈黙は金(ゆうべんはぎん ちんもくはきん, 英: Speech is silver, silence is golden.)は日本語のことわざ。英語のことわざを訳したもの。『日本国語大辞典』によると、トーマス・カーライル(Thomas Carlyle, 1795年12月4日 - 1881年2月5日)の『衣装哲学Sartor Resartus』に出てきた表現であるという[1]。
雄弁は確かに大事ではある。しかしよどみない弁舌も度を超えるとかえって災いを招き、その人の価値を下げる。それならば、沈黙すべき時やその効果を知っていることの方がより大事である。沈黙を守っている方が優れた弁舌よりも効果的な場合もある。類似のことわざに「言葉多きは品少なし」「口は禍の門」がある[2][1]。
出典
- ↑ a b 『日本国語大辞典 第二版 第十三巻』 日本国語大辞典 第二版 編集委員会、小学館、2002年1月20日、第一刷、358頁。ISBN 4-09-521013-3。NCID:BA49258744。
- ↑ 『成語林 故事ことわざ慣用句』 旺文社、1992年9月20日、初版、1174頁。ISBN 4-01-077830-X。NCID:BN08050675。