陸上自衛隊
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陸上自衛隊(りくじょうじえいたい、英:Japan Ground Self-Defense Force, JGSDF)とは、日本国の陸を守る、自衛隊の部隊。
概要[編集]
前身は戦後にお米の国のお偉いさんが作った警察予備隊。日本の領土に敵が侵攻してきた場合の最後の砦と位置付けられている。
海上自衛隊は旧海軍の伝統を色濃く受け継いでいるが、陸上自衛隊は逆に旧陸軍のイメージを廃して米軍の影響を大きく受けている。[1]
かつて冷戦時代は米ソ対立の前線として仮想敵国をソ連としていた。そのため長らく北の守りを重視して配置が行われており、陸上自衛隊唯一の機甲師団「第7師団」など多くの部隊が北海道に駐屯する。しかしながら近年になり中国の台頭など我が国に及ぶ脅威は北だけでなくなりつつある。陸上自衛隊は水陸機動団などをはじめとする島嶼防衛の体制を整え、南西諸島に部隊を配置するなどして脅威に備えている。
編成[編集]
自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣であり、防衛大臣のもと陸上幕僚監部が設置されている。 各地方を担当する5つの方面隊とその他の部隊からなる。 2018年に陸上総隊が新編され、直轄部隊のほか有事の際の部隊統合運用の際には各方面隊を指揮する。
方面隊 | 担当する都道府県 | 総監部所在地 |
---|---|---|
北部方面隊 | 北海道 | 札幌駐屯地 |
東北方面隊 | 青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島 | 仙台駐屯地 |
東部方面隊 | 新潟・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・静岡・長野 | 朝霞駐屯地 |
中部方面隊 | 富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・岡山・島根・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知 | 伊丹駐屯地 |
西部方面隊 | 福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・鹿児島・沖縄 | 健軍駐屯地 |
その他[編集]
脚注[編集]
- ↑ ただし、海自よりは遅れたものの旧陸軍の軍人も初期には多く所属した
リンク[編集]
https://www.mod.go.jp/gsdf/index.html