鐙(あぶみ)とは、馬に騎乗する際に足掛かりとし、なおかつ騎乗してから足を乗せる馬具のことである。馬具の様式により輪鐙・壺鐙・半下鐙・袋鐙・舌長鐙などがある。輪鐙は大陸から伝わった鐙で、壺鐙以下は日本で開発されて和様化していった鐙である。和様の鐙の第一は足を乗せる長い舌がつくことにある。