野口真未
野口真未(のぐち まみ、1996年8月27日 - )は、日本の女子陸上選手。ミス・ユニバース・ジャパン熊本代表としても知られる。
経歴[編集]
1996年8月27日、熊本県熊本市に生まれる[1]。名前の由来は「真っすぐ未来へ羽ばたくように」[2]。
小学校4年のとき陸上を始める。
小学校6年の2008年8月30日、国立霞ヶ丘陸上競技場で行われた「日清食品カップ第24回全国小学生陸上競技交流大会」の「女子走幅跳決勝」で第6位。記録:4m57 [3]。
2009年4月1日、熊本市立北部中学校入学[1]。
2012年3月31日、中学校卒業。
2012年4月1日、熊本県立済々黌高等学校入学[4]。
2012年6月1日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「熊本県高等学校総合体育大会陸上競技大会」の「女子走幅跳決勝」で第5位。記録5m18[4]。
2012年10月5日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた「2012ぎふ清流国体」の「少年女子B 走幅跳決勝」で第19位。記録:5m27[5]。
2013年9月13日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「第31回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会熊本県予選大会」の「女子4×100mリレー」で第7位。 記録:51.89。チームメイトは外村愛梨、本田みのり、中嶋優衣。14日、「女子走幅跳」で優勝。記録:5m37[6]。
2014年6月12日、沖縄市陸上競技場で行われた「平成26年度 全九州高等学校総合体育大会」の「女子走幅跳 決勝」で第9位。記録:5m25[7]。
2015年4月1日、熊本大学法学部入学。
2016年4月14日、熊本地震発生。熊本市北区の自宅は被災、家族全員で彼女の母校でもある北部中学校の体育館に避難。その後長崎県佐世保市の親戚宅に避難。佐世保市では復興支援の募金活動を行う。熊本に戻ってからも全国から訪れたボランティアたちの受付け業務や避難所へのおにぎり配布などに従事[1]。
スポーツニッポン新聞社の取材に対してこう語る:
ボランティア活動を通じて、全国の皆さんの応援を肌で感じて、感謝の気持ちを伝えると同時に、少しずつ前を向いて頑張っている熊本の姿を発信したいと思うようになりました — 野口真未[1]
強い発信力を得たい、と、スパイクをハイヒールに履き替えてミス・ユニバース・ジャパン熊本大会にエントリー[1]。
2016年11月25日、熊本県立劇場で行われた[8]2017ミス・ユニバース・ジャパン熊本大会決勝で優勝。熊本代表となる。ネット投票に基づく「くまもとウェブシティ総選挙賞」も獲得、スポンサーのネクストパワーやまと(株)(ソーラーを中心とした電力小売り事業。本社:鹿児島市)は賞品として実家の電気代を無料にすると発表[9]。
2017年4月23日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「平成29年度熊本陸上競技選手権大会」の「女子三段跳決勝」で第6位。記録:10m05[10]。
2017年7月24日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われたミス・ユニバース・ジャパン決勝に出場。入賞ならず[11]。
2017年11月、「第12回熊本大学ホームカミングデー」のファッションショーに出演[12]。
2018年1月28日、RKKの『昼でもよるめぐ』に出演[13]。
2018年8月17日、『めざましテレビ』放送開始25周年の特別企画として、1964年の聖火リレーのコースを走る[14]。
2018年1月28日、「熊本城市民シンポジウム」パネリスト[15]。
2018年3月25日、BSフジの特番『九州魅力発見旅~阿部桃子が訪ねる熊本・宮崎高千穂~』に出演。阿部桃子(ミス・ユニバース・ジャパン)に熊本の魅力を紹介した [16]。
2018年11月4日、「五中・五高・熊大130年を祝う会」司会者[17]。
2019年3月31日、熊本大学卒業。2020年(令和1年)、京都大学法科大学院入学[18]。
2020年、2020年東京オリンピックの聖火ランナーに内定する[19]。2月12日には聖火ランナーのお披露目イベントにも出演するが[20]、3月24日、国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会は、2020年東京オリンピックの延期を発表[21]。結局、聖火リレーは行われていない(2020年4月現在)。
人物[編集]
好きな食べ物はチーズフォンデュ。血液型:O型。特技は陸上競技(三段跳)・書道(毛筆)。趣味は旅行[2]。
出典[編集]
- ↑ a b c d e 東山貴実 (2016年12月14日). “避難所暮らし、車中泊経て…野口真未さんミス・ユニバース熊本代表に”. sponichi.co.jp. (株)スポーツニッポン新聞社. 2020年4月15日確認。
- ↑ a b “PROFILE”. muj-kumamoto.com. ミス・ユニバース・ジャパン 熊本大会 事務局. 2020年4月15日確認。
- ↑ “女子 走幅跳 決勝”. gold.jaic.org. 陸上競技インフォメーションセンター. 2020年4月15日確認。
- ↑ a b “女子 走幅跳 決勝”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会. 2020年4月14日確認。
- ↑ “競技結果一覧【陸上競技】”. gifukokutai2012.jp. 岐阜県教育委員会スポーツ健康課. 2020年4月15日確認。
- ↑ “第31回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会熊本県予選大会(PDF)”. kumamoto-kotairen.jp. 熊本県高等学校体育連盟. 2020年4月14日確認。
- ↑ “女子 走幅跳 決勝”. gold.jaic.org. 陸上競技インフォメーションセンター (2014年6月14日). 2020年4月14日確認。
- ↑ 柴尾稔生 (2016年10月25日). “タオ号でミスがポージング?”. tao.co.jp. 合資会社 カフェ・ラ・タオ. 2020年4月14日確認。
- ↑ “2017ミス・ユニバース熊本代表決定!”. answerplus.co.jp. 株式会社アンサー・インターナショナル (2016年11月26日). 2020年4月15日確認。
- ↑ “女子 三段跳 決勝”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会 (2017年4月23日). 2020年4月15日確認。
- ↑ “ROAD TO MISS UNIVERSE JAPAN 2017”. missosology.info. 2017年2月24日確認。
- ↑ 松田亨 (2017年11月12日). “第12回熊本大学ホームカミングデー”. web-dousoukai.com. 熊本大学関西武夫原会. 2020年4月15日確認。
- ↑ “ミスユニバース”. rkk.jp. (株)熊本放送 (2018年1月28日). 2020年4月15日確認。
- ↑ “「日本つながるプロジェクト」鹿児島のキラビトたちがつないだたすきは、8月4日土曜日、熊本へ。”. fujitv.co.jp. Fuji Television Network, Inc. 2020年4月15日確認。
- ↑ 「みんなの熊本城・熊本城迎春行事」、『くまもと市政だより』第837号、熊本市広報課、2017年12月25日、 5頁。
- ↑ “九州魅力発見旅~阿部桃子が訪ねる熊本・宮崎高千穂~ 乞うご期待!”. fte.co.jp. FTエンタテインメント株式会社 (2018年3月15日). 2020年4月15日確認。
- ↑ “五中・五高・熊大130年を祝う会”. kumamoto-u-ri-dousoukai.jp. 熊本大学理学部同窓会. 2020年4月15日確認。
- ↑ 野口真未. “野口真未さんのプロフィールページ”. 野口真未のブログ. 2020年4月15日確認。
- ↑ “心の復興の旗振り役に 熊本県ピックアップ聖火ランナー 野口真未さん”. tokyo2020.org. 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 (2020年3月13日). 2019年4月14日確認。
- ↑ 伊藤綾 (2020年2月14日). “「コカ・コーラ」レッドが全国を巡る! 聖火リレーオリジナル車両を公開”. news.mynavi.jp. 2020年4月15日確認。
- ↑ “大切なお知らせ”. tokyo2020.org. 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会. 2019年4月14日確認。