野中胡桃

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野中 胡桃(のなか くるみ)は、『新妹魔王の契約者』に登場するキャラクター。

設定[編集]

概要[編集]

野中柚希の妹。勇者の里で育ち、東城刃更や柚希とは幼いころからの付き合い。紫がかった髪をポニーテールにしている。

交友関係[編集]

刃更に対しては、好意を抱いている。5年前の事件で姉が傷ついたと思って憎んでいたが、心の底では刃更のことを好きだった。そのため、行為をするときには勇者の里で呼んでいたときの呼称である「刃更兄ちゃん」と呼ぶ。

柚希のことは姉として心から慕っており、刃更とのしこりが解決した後は仲が良い姉妹となっている。

成瀬万理亜(マリア)には、刃更に行為を抱いていることに付け込まれて、刃更と柚希や澪の絆に追いつくためという囁きによって毎日のようにいやらしいことをされている。そのため、刃更と主従契約を結んでいないにもかかわらず、開発されてしまっている。しかし、マリアに色々と助けられていることもあって、マリアに感謝している。

ゼストに対しては、勇者の里を巡る環境のこともあって主従契約を結べていないこともあって、刃更と主従契約を結んだことを知ると嫉妬する。しかし、刃更とゼストと行為に及んだ時に、ゼストが自分を心から認めてくれていることが分かってゼストのことを自分も認めることができた。

サキュバスであるルキアには、闇色のエレメントをもらうなどかなり気にいられている。そのため、性的なことをされそうになったりもする。シェーラ曰く、純粋で無防備な為、マリアやルキアといったサキュバスは色々と教えてあげたくなるらしい。

動向[編集]

第2巻で、勇者の里が成瀬澪を準S級監視対象から準S級消滅対象に認定したことを受けて、斯波恭一というお目付け役をつけられて早瀬高志と一緒に澪を討滅するために派遣されてくる。刃更が「無次元の執行」を暴走させた5年前から姉である柚希が苦しんでいた気持ちを知らずに先代魔王の娘である澪を守ろうとしていると思い込み、裏切り者と刃更に怒りをぶつける。柚希、胡桃、高志と刃更、澪、マリアによる3対3の決闘では、刃更と一対一で戦う状況となる。かつての仲間たちを失いたくない刃更は峰打ちしかしなかったため、戦闘を優位にすすめるも、「無次元の執行」を使用した刃更によって倒される。しかし、肋骨を折り、落下して死にそうになったところを刃更に助けられたことで、5年の月日がたっても、刃更にとって自分は妹のような存在であり、自分も柚希と一緒に刃更を見ていたときと同じ感情を抱いていると自覚する。そして、高志が刃更に倒されて、里の長老が準S級消滅対象を撤回したことで、勇者の里に戻る。

第4巻にて柚希に続いて澪の監視役に選ばれて、刃更たちのもとにやってくる。柚希の監視対象の応援としてやってくることになったが、柚希の監視という意味合いも兼ねている。勇者の里を敵に回すことになりかねないため、主従契約こそ交わさないものの、マリアにのせられて刃更たちとエッチなことをさせられることとなる。

第5巻では、刃更と澪、柚希と一緒に魔界の穏健派の根城であるウィルダートまでやってくる。第6巻では、魔界にやってきたことで精霊とのチャネルがうまくとれないことで戦闘能力を発揮できないことや、ゼストに嫉妬してしまっている自分に悩んでしまう。しかし、シェーラによってゼストと刃更の3人でエッチなことをしてゼストと分かりあう。そして、負の自分を受け入れたことで、ルキアから貰った闇色の精霊を操るエレメントを覚醒させて精霊を操ることに成功した。

過去[編集]

柚希や刃更といつも一緒にいて遊んでいた。柚希と同様に刃更に好意を抱いていた。

戦闘[編集]

精霊との相性が良く、精霊魔術師(エレメント・マスター)としての才能を開花させている。精霊魔術師としては、里の中でも一、二を争う程の実力。

魔界では、負の精霊が多いこともあって精霊を操るのに苦労していた。しかし、刃更とゼストと交わって負の自分を受け入れたことで、ルキアから闇色のエレメントを覚醒。魔界でも精霊を操ることができるようになった。

外部リンク[編集]