重大インシデント(じゅうだいいんしでんと)は、一歩間違えれば大事故に至る寸前だった状態のことを指す。
航空機や鉄道、船舶では、事故が起きる一歩寸前となった際、その旨を国土交通大臣に報告しなければならないと義務付けられている。この事故一歩寸前と認められるものが重大インシデントと言われる。
航空機の場合、航空機の火災事故や死亡事故、航空中の航空機の損傷などの事故が起きそうな状態に一歩間違えればなっていたものが重大インシデントと航空法で定められている。
重大インシデントの再発防止や原因究明は、国土交通省運輸安全委員会が担当している。