部屋番号

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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部屋番号(へやばんごう、Room number)とは、集合住宅オフィスビルなど、1つの建物に複数の部屋や区画があり、郵便の配達や利用者のためにそれらを区別する必要がある時、部屋に割り振られる、その建物で一意な番号のこと。

一般的に数桁の数字が使われ、番号に号室を付けて「123号室」のように呼ばれることが多い。

番号の付け方としては、階数と、同一階内の部屋に連番形式で割り振った番号を組み合わせることが多い。1階に10室ある建物であれば、各室に01〜10の番号を割り当て、階数の1を付けて101〜110が部屋番号となる。1桁の番号に0を付けるのは、桁数を合わせるため。

建物の所有者によっては、「4(死)」や「9(苦)」など不吉とされる番号を使わないことがある。特に病院に多く、階数でも4・9を飛ばす場合もある。尚これらは日本での例でありその他の国ではその国で不吉とされる番号(13など)になる。

同一の敷地に複数の建物がある場合など、部屋と同時に建物を区別する必要がある場合、部屋番号に建物の番号を含めることがある。この場合、建物名を区別するために「号棟」を付けたり、ハイフンを使って表記することも多い(1号棟702、3-205など)。

部屋番号が表記される場所としては、部屋の入り口ドア、郵便ポスト(郵便受け)、宅配ボックスなど。また、配達する封書やはがき、荷物や小包の宛先・送り主にも記す。