遠山記念館
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遠山記念館(とおやまきねんかん)は国の重要文化財である建造物の保存・公開、及び重要文化財6点を含む美術・工芸に関する資料の公開を行う記念館であり美術館である。
概要[編集]
登録有形文化財の建造物の保存・公開、美術工芸品の展示美術館
建築[編集]
旧日興證券(現SMBC日興証券)の創立者 遠山元一が生家の再興と母の安住の住まいとして昭和11年(1936)の竣工である。私邸であるが、近代和風建築としての文化財的価値があり、その保存継承のために財団法人の認可を受けて、昭和45年(1970)から遠山記念館として一般公開されている。近隣の景観に寄与する建物として、国の登録文化財となり、2018年(平成30年)には国の重要文化財に指定sれた。
コレクション[編集]
- 『布晒舞図』 重要文化財 英 一蝶 江戸時代 17-18世紀 紙本著色 29.7×55.3
- 『佐竹本三十六歌仙絵 頼基像』 重要文化財 鎌倉時代 13世紀 紙本著色 36.6×59.9cm
- 『源頼朝書状』 重要文化財 鎌倉時代 (文治3年11月9日)紙本墨書 26.7×74.0
- 『秋野蒔絵手箱』 重要文化財 鎌倉時代 13-14世紀 高16.0 24.7×33.4
- 『寸松庵色紙』 重要文化財 伝 紀 貫之 平安時代 11世紀半ば 彩箋墨書 12.5×11.5
- 『春靄起鴉図』 重要文化財 岡田 半江(1782-1846) 江戸時代 19世紀 絹本著色 130.5×36.1
- 『夏姿美人図』 喜多川歌麿 寛政6〜7年頃(ca. 1794-95) 絹本著色 101.7×31.9
- 『古瀬戸肩衝茶入』 銘 大嶋 名物 室町時代 15世紀 高11.9 口径4.0 底径4.8
- 『染付龍唐草人物図瓢壺』 中国 景徳鎮窯 明時代 嘉靖年間(1522-66)高32.8 口径8.2 底径14.0×14.0
基本事項[編集]
- 名称:遠山記念館
- 所在地:〒350-0128 埼玉県比企郡川島町白井沼675
- 交通:JR埼京線・東武東上線で川越駅下車、東武バス桶川行きで牛ケ谷戸(うしがやと)下車、徒歩15分
- 開館時刻:10:00〜16:30(入館は16:00まで)
- 休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館、翌日休館)
- 入館料:入館料:大人 800円(640円)学生(高校・大学)600円(480円)