逢坂大河

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逢坂 大河(あいさか たいが)は、ライトノベル『とらドラ!』及び関係作品に登場する架空の人物である。

設定[編集]

声 - 釘宮理恵 / カサンドラ・モリス(北米版)
大橋高校2年C組。

人物像[編集]

とらドラ!』のメインヒロイン。長い髪に小柄な体形をしているが、見た目と裏腹に周囲に凶暴な性格として恐れられており、親友の櫛枝実乃梨以外の友人は少ない。名前と性格、体型から「手乗りタイガー」というあだ名がある。

初めて寝ている姿を見た竜児が「お姫様に忘れられた人形」とも称するほどの美少女。だが、本人は小柄な伸長と名前に対してコンプレックスを抱いている。過去に自分が写っている写真に哀れ乳と書かれたこともあり、自分の胸が小さいことを気にする(そのことを知った大河は自分の写真を撮っていた写真部に制裁を加えており、写真部は唐突につぶれている)。そのため、水泳の授業の時に水着を着るのを躊躇してまうが、竜児の作った胸パッドを付けることで無事に授業に出ることになる。その際に実乃梨には、胸パッドを入れていることを見抜かれて「偽乳特戦隊」と呟かれている。巨乳を見ると衝撃を受けてしまうのか、高須泰子川嶋亜美の胸を見てショックを受けた様子を見せる一面もある。

家族との仲は良好とはいえず、高須家の隣のマンションで一人暮らしをしている。そのため、顔を合わすこともない親からの生活費の振り込みで生活するも、高須竜児が出入りするようになるまで部屋が汚れていたりするなど生活能力はなかった。そのこともあり、竜児と協力関係になってからは食事を高須家ですましたり、弁当を作ったもらったりするなど世話を焼いてもらうことが多くなる。

竜児のカバンに好意を寄せていた北村祐作へのラブレターを間違って入れてしまったことをきっかけに、竜児と接点ができるようになる。そして、竜児の友人である祐作との恋を応援してもらうことになり、大河も竜児の実乃梨への恋心を応援する関係となった。しかし、日々を過ごしていくうちに自分のことを見てくれている竜児の存在が大きくなってしまう。そして竜児に縋って恋心を抱いていたことを自覚することになった。それでも、実乃梨が竜児のことを好きだと分かっているがために自分の気持ちを抑えて実乃梨と竜児の恋愛を応援しようとするも、無意識下に雪山で竜児に漏らしてしまった本音をきっかけに、実乃梨の本音を聞くことになった。そして、竜児と駆け落ち騒動から始まる高須家親子の和解を経て、竜児と大河の恋を周囲に認められることとなった。

評価[編集]

このライトノベルがすごい!』(宝島社)の女性キャラクター部門において、『このライトノベルがすごい! 2007』6位、『このライトノベルがすごい! 2008』10位、『このライトノベルがすごい! 2009』3位と三年連続でトップ10入りしている。

ISML(国際最萌リーグ)にも2009年度から出場。2009年7位、2010年6位(Topaz Necklace部門優勝)、2011年5位(Emerald Necklace部門優勝)、2012年Stella Division3位(リーグファイナル4位)、2013年Stella Division4位(常連部門ベスト8)となった。

アニメ最萌トーナメント2009では、決勝戦で『けいおん!』の平沢唯に勝利して1位となっている。また、韓国最萌(Korea Best Moe)2009でも1位を獲得した。アニメワンの「アニメランキングメーカー」実施の「釘宮理恵さんが演じるキャラクターの中で一番好きなキャラは?」でも457票を獲得して1位となっている(投票数5496票)。

コラボ[編集]

2012年6月8日より、『嫁コレ』にてキャラクター配信されている。

関連商品[編集]

フィギュア[編集]

逢坂大河 絶叫デザイン水着ver.
電撃大王×コトブキヤより、2009年10月19日に発売。原型師:清原秀昌。サイズ約120mm(1/8スケール)。
電撃大王(アスキー・メディアワークス)15周年記念として、『月刊コミック電撃大王』誌上通販限定で販売された。
逢坂大河-the Last Episode-
コトブキヤより発売。原型師:あさくら。サイズ約259mm(1/6スケール)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]