近藤和敬

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近藤 和敬(こんどう かずのり、1979年 - )は、哲学者。鹿児島大学法文教育学域法文学系法文学部人文学科准教授。

兵庫県生まれ、福井県育ち[1]。2003年大阪大学人間科学部卒業[2]。2008年大阪大学人間科学研究科博士後期課程単位取得退学[3]。2009年「カヴァイエスの「操作」と「概念」 : 数学的経験における構造の弁証論的生成について」で大阪大学より博士(人間科学)を取得[4]龍谷大学社会学部非常勤講師、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘研究員などを経て、2012年鹿児島大学法文教育学域法文学系法文学部人文学科准教授[2]

フランス科学認識論エピステモロジー)の研究で知られる。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『構造と生成Ⅰカヴァイエス研究』(月曜社[シリーズ・古典転生]、2011年)
  • 『数学的経験の哲学――エピステモロジーの冒険』(青土社、2013年)
  • 『〈内在の哲学〉へ――カヴァイエス・ドゥルーズ・スピノザ』(青土社、2019年)
  • 『ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する――〈内在〉の哲学試論』(講談社[講談社選書メチエ]、2020年)

編著[編集]

  • 『VOL 05 エピステモロジー——知の未来のために』(VOL Collective編、金森修、森元斎共責任編集、以文社、2011年)
  • 『主体の論理・概念の倫理――二〇世紀フランスのエピステモロジーとスピノザ主義』(上野修、米虫正巳共編、以文社、2017年)

訳書[編集]

  • ジャン・カヴァイエス『構造と生成Ⅱ論理学と学知の理論について』(月曜社[シリーズ・古典転生]、2011年)
  • ジルベール・シモンドン『個体化の哲学――形相と情報の概念を手がかりに』(藤井千佳世監訳、中村大介、ローラン・ステリン、橘真一、米田翼共訳、法政大学出版局[叢書・ウニベルシタス]、2018年)
  • アラン・バディウ『推移的存在論』(松井久共訳、水声社、2018年)
  • 金森修『東洋/西洋を越境する――金森修科学論翻訳集』(小松美彦、坂野徹、隠岐さや香編、隠岐さや香、香川知晶、田口卓臣、田中祐理子、東慎一郎、山口裕之共訳、読書人、2019年)

出典[編集]

外部リンク[編集]