足柄週末事件
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足柄週末事件(あしがらしゅうまつじけん)は、井上ひさしの小説『握手』で発生する事件。
この話は、作中の様に孤児院の子供たちのうわさに過ぎないため、はっきりとした事実ではない。
登場人物[編集]
- ルロイ氏
- 孤児院の院長。そのころは日本兵のもとで働くカナダ人のリーダーだった。
- 日本兵
- ルロイ氏のチームを監視する役目を持った人たち。
あらすじ[編集]
ルロイ氏率いるカナダ人は、足柄にて足柄茶とミカンを日本人の監視の下で作っていた。
彼らは、一週間を全部働いていた。しかし、キリスト教では戒律により、土日の労働は禁じられている。
そこで、彼らは見張っていた日本兵に相談した。すると日本兵は、「日本帝国は、月月火水木金金でできている」といい、労働をさぼろうとしたなどの見せしめとして、ルロイ氏の指を木づちでたたいた。
これが顛末だ。