赤瀬川隼(あかせがわ しゅん、1931年11月5日-2015年1月26日)は、作家。
本名・赤瀬川隼彦(はやひこ)。三重県生まれ。弟は作家・画家の赤瀬川原平(尾辻克彦)。大分第一高等学校卒。住友銀行勤務ののち、ラボ教育センターのテックに勤める。1982年『映画館を出ると焼跡だった』と、小説『球は転々宇宙間』を刊行。83年「捕手はまだか」で直木賞候補となり、『球は転々宇宙間』で吉川英治文学新人賞を受賞。以後、83年から87年まで「潮もかなひぬ」などで三度直木賞候補となる。95年、63歳の時に『白球残影』で直木賞を受賞。野球、SF、ミステリーと幅広い作風だった。