質疑応答

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質疑応答(しつぎおうとう)とは、喧嘩上等的な「何か質問は?」という「どこからでもかかっていらっしゃい。ぜんぶ打ちかえして差しあげましょう」というセッションである。

概要[編集]

物理学者のディック・ファインマンや日本のフロイト心理学者である岸田秀は著作も多く、「講義の際に質疑応答だけで済ませる」という荒業を使ったという豪傑であったという。
発達心理学における「なぜなぜ期」に対しても真向正面から向き合ってしまうタイプのひとが大好きなスタイルであるため、受講者は「また始まったよ(笑)」と思う反面、突然指名されて、「キミはどう思う?」とか訊かれるので油断がならない。そんなわけで最前列の「かぶりつき」から最後列の立ち見まで、場所取りというか位置取りの配慮を踏まえないと質疑応答は楽しみづらい。「質疑応答に備えて、迷ったらかぶりつき」「下準備として、レジュメは熟読し、関連資料は頭に入れておく」などの心得がある。講師にイジられるのは当然として、適宜ツッコミを入れるなど、漫才と同じく藝のひとつではあるが、他の受講者をただの「観客」にしてはいけないという点で、かなり高度なライブ・パフォーマンスである。

脚注[編集]