豊乳
ナビゲーションに移動
検索に移動
豊乳(ほうにゅう)は、美しくふっくらとした、大きなおっぱい。また、人工的にそのように形成すること。豊胸に同じ[1][2]。なお、『日本国語大辞典』および『広辞苑』は「豊胸」を主な見出し語とし「豊乳」はリダイレクト[3][4]。
これだけなら単独立項はしなかったのだが、電車内の吊り広告において巨乳の言い換え(同義語)として使用されることもあるとなれば話は別だ。吊り広告にはいくつかのNGワードがあり、「巨乳」もその一つである。『週刊プレイボーイ』2013年4月8日号によると、女性の体に優劣の評価を下す表現は吊り広告で使用できないので「豊乳」と言い換えることになっている[5]。いや、「巨」という漢字は大きさを表すだけで価値判断は含んでいないはずだが…。また、2008年に発行された『AERA』が小桜セレナのリアル逆転裁判を伝える際、101センチの超乳を豊乳と呼んでいる[6]。
出典[編集]
- ↑ 広辞苑 2008, p. 2556.
- ↑ 日本国語大辞典 1982i, p. 738.
- ↑ 広辞苑 2008, p. 2568.
- ↑ 日本国語大辞典 1982i, p. 788.
- ↑ 「週刊プレイボーイ電車吊り広告“エロワード”「こんなふうに修正してきました」10年史」、『週刊プレイボーイ』第48巻第14号、集英社、2013年、2024年7月11日確認。
- ↑ 斉藤泰生「胸張って勝ち取った無罪 101センチの豊乳が証明した逆転判決」、『AERA』第21巻第12号、朝日新聞出版、2008年3月17日、 、 NDL:00067141。
参考文献[編集]
- 『広辞苑』 新村出、岩波書店、2008年1月12日、第六版第一刷。ISBN 978-4-00-080121-8。
- 『日本国語大辞典[縮刷版]』第九巻、日本大辞典刊行会、小学館、1982年4月15日、第一刷第四版。