親指・人差し指・小指を立てたポーズ
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このページでは、親指・人差し指・小指を立てたポーズについて解説する。
解説[編集]
- アメリカの手話では「I Love You」を意味する。アメリカへの愛国表現としても使われる。
- 海外ロックバンドの世界には「メロイックサイン」や「デビルズホーン」と呼ばれるハンドサインがある。これは人差し指と小指を立てたポーズで、本来は親指は立てない。が、アメリカのバンド「KISS」のジーン・シモンズが親指を立てるアレンジを使ったことで、表現の幅が広まった。
- 日本の漫画・アニメ界
- 戦前から戦後にかけて活躍したギャグ漫画家・杉浦茂の作品には、よくこのポーズが登場する。
- 手塚治虫『鉄腕アトム』、赤塚不二夫『天才バカボン』、いしいひさいち『ののちゃん』などでもこのポーズが見られる。(例えば「レレレのおじさん」はこのポーズをしている → 参考)
- 藤子・F・不二雄の漫画『エスパー魔美』では、魔美がテレキネシス(念力)を使うときによくこのポーズをする。
- 楳図かずおの漫画『まことちゃん』では、まことが「グワシ」や「サバラ」という特徴的なハンドサインを使う。みなさんご存知の「グワシ」は、親指・中指・小指を立てたポーズである。少し知名度が落ちる「サバラ」は、親指・人差し指・小指を立てたポーズである。
- 高橋留美子の漫画には、爆発とともにキャラクターが空高く飛んでいくコメディ的表現(通称「留美子飛び」)がよく登場する。この時、キャラクターの手は親指・人差し指・小指を立てたポーズになっているのがお決まりである(「ちゅどーんポーズ」とも呼ぶ)。
- アニメ『マクロスF』では、ヒロインのランカ・リーが挿入歌『星間飛行』を歌うとき、サビの「キラッ☆」というフレーズでこのポーズを披露する。上述のとおり、このポーズは「ギャグ」として使われることが多く、ギャグではない純粋な魅せポーズとして使われるのは少々珍しい。時代が下ったことで、このポーズから「ギャグ性」が薄れたといえるかもしれない。