西村みゆき
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西村 みゆき(にしむら みゆき、1931年〈昭和6年〉10月25日 - )は、日本の女性作家。本名、酒匂 みゆき(さかい みゆき)。
略歴[編集]
東京生まれ。東京都立神代高等女学校卒。文藝春秋新社の編集者として勤務、1957年(昭和32年)、日本テレビの十回連続ドラマ「細雪」の脚本を書く。これは谷崎潤一郎原作で、谷崎の養女恵美子が主人公の雪子役を演じ、武智鉄二らが演出をした。この縁で武智と結婚するが、翌年離婚。1959年(昭和34年)、小説『針のない時計』で『婦人公論』の第2回女流新人賞を受賞するが、同作が発表されると、フォークナーの作品から盗作があると指摘されて受賞取り消しとなった。『針のない時計』は『眠れないの眠らないの』に収録された。
著書[編集]
- 『眠れないの眠らないの』荒地出版社, 1960
- 『男と女の風景』圭文館, 1966
関連文献[編集]
- 盗まれた小説--西村みゆき事件の背後 /週刊東京 5(44)(215)
- 西村みゆきころげ落ちた美貌の才女/週刊アサヒ芸能 696/1959昭和34.11.1