萩原延壽(はぎわら のぶとし、1926年3月7日 - 2001年10月24日)は、歴史家。
東京出身。第三高等学校卒、東京大学法学部卒、米国留学後、在野の歴史家として活躍、1967年「馬場辰猪」で吉野作造賞、1985年「東郷茂徳」で吉田茂賞。1976年から「朝日新聞」にアーネスト・サトウの日記の紹介「遠い崖」を延々連載し、2001年同作で大佛次郎賞を歿後受賞した。
妻はピアニストの萩原宇多子(1932-2001)で、萩原に先立って2001年8月23日に69歳で死去している。