草村素子(くさむら もとこ、1919年12月1日ー1974年8月3日)は、俳人。
京都府綾部市出身。本名・草村幸枝(ゆきえ)。舞鶴高等女学校卒。在学中、短歌誌「あすなろ」に入会。1942年結婚し、上京、五島美代子に師事。1945年郷里に疎開、48年再上京、1950年角川書店勤務。51年角川源義に俳句を学び、金尾梅の門の「季節」に拠った。58年源義が俳誌「河」を創刊、編集・発行業務を自宅で引き受け1971年入院するまで続けた。源義の愛人だった。1963年『河』賞受賞。句集「家族」「星まつり」がある。54歳で没。
- 『星まつり 句集』(精鋭句集シリーズ)牧羊社、1975