草履(ぞうり)は稲ワラまたは竹皮で作られる底が平らな履物である。足の指先を固定するための鼻緒と足の乗せる台座とからなる。
奈良時代に中国から藁の履物が伝来し、平安時代に改良されて草鞋(わらじ)ができた[1]。稲ワラ製でヒモを足に巻き付ける。足首を固定する紐がないのが草履である。
草履は草鞋とは緒の形が異なり、平安時代中期に発明されたと言われる。中国の文献『後漢書』に”草履”が登場するが、これは日本の雪国で使われていた「わらくつ」と同じと思われる。つまり鼻緒がないので、日本の草履とは異なる。
リファレンス[編集]