腕(うで)とは、渦巻銀河や棒渦巻銀河の構造で、ガスや恒星が渦巻状に集まったもの。バルジよりも若い恒星が集まっている。中心部から出るものの他、そこから分裂した細いものもある。
恒星は、それぞれ異なる速度で銀河の中心の周りを公転している。すると、偶然渦巻状に恒星が集まっている部分ができるとされている。このため、数千万年以上の長い時間では、腕の長さや形も変化する。