絶対

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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絶対には、おおむね三種の意味がある。
論理的には、「例外なく」の意である。
数学的には、「絶対値」のように、「測度」「ノルム」といった修飾語的な用法がある。他との比較によらない対象そのものの大きさ、という意味を持つ。反対語は、他との比較値を意味する「相対」。
問題は日常語において「絶対」という言葉が使われる場合で、「それは例外だ」「そういう意味で言ったんじゃない」「事情が変わった」「どうして分かってくれないんだ!」みたいな話になる。 他に比較するものや対立するものが全くないこと。無条件。「絶対~ない」とは、「どんな条件でもダメだ」「いくらやむを得ない理由があっても、どうしてもダメだ」「0%」という、すべての条件・無条件に否定する、厳格な判断に基づいている。

概要[編集]

日常語において、「ゼッタイ」を口癖のように使う人間は信用されないが、当人はそれに気づいていないことが多い。「そこは察してくれるのが当然だろう」と思っており、細かい条件を詰めて契約書うんぬん、という話になると「そういう生臭い話をする奴は信用できないから裏切ってもいい」みたいなことを考えたりする。
反面、「絶対」を使わない他者に対しては容赦がなく、「態度が煮え切らない」「信用できない」とかいって切捨てる。

人間生活との関わり・利用[編集]

物理学においては、「絶対温度」がある。全ての分子が運動を止めている状態を0度とする温度で、0度より下は現実世界に存在しない。絶対温度0度は、摂氏-273.15度に相当する。

脚注[編集]