糸守高校
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糸守高校(いともりこうこう)とは、新海誠のアニメ映画「君の名は。」に登場する架空の高校である。正式名称は「岐阜県立糸守高等学校」と推定される。
概要[編集]
ヒロインの宮水三葉の家から見て、糸守湖の対岸の平場地区にある。
1949年(昭和24年)隣町である県立綾瀬高校から設置認可され、1965(昭和40年)に岐阜県立糸守高等学校として創立。2013年(平成25年)のティアマト彗星の欠片の落下による災禍は免れたが、その後町から転出する者が相次いだため廃校を余儀なくされ、その48年の歴史に幕を閉じた。[注釈 1]
鉄筋コンクリートで耐震補強済みの2階建ての校舎と体育館をもつ。放送室は2階の西側にある。劇中の2013年では、社会科準備室などの全く使われていない教室が存在する。
2013年における生徒数は1学年当たり約40人、2クラスである。このことより全校生徒数は約120人程度と推定される。[注釈 2][注釈 3]
劇中の2013年現在、部活動はあまり行われていない。高校の一画にある部室には「地学部」→「天文部」→「マイコン部」→「アマチュア無線部」→「地質研究考古学部」といった部室の変遷が窺えるが、1995年には廃部となっている。このようなマニアックな部活が存在するほどかつては生徒数は多かったようだが、その後部員が集まらないようになり、ほとんど廃部になってしまったようである。[注釈 4]
脚注[編集]
- 脚注
- ↑ 劇中で就活中の立花瀧が図書館で閲覧する「消えた糸守町」には、次のような記述がある。これらの内容は宮水神社に関するページの裏側のページに記載されている。( )内は編者の推定箇所。『糸守高校は昭和24年に隣町である県立綾瀬(高校によって)・・・設置認可され、昭和40年に県立糸守高校(として創立。)・・・(創)立して48年であった(遭った)災害・・・「自律」「協同」・・・に励んでいた。(校訓か?)』
- ↑ 同2013年の糸守小学校の生徒数は男子125人女子137人計262人である。これを学年数6で割ると1学年は約44人となる。この数値を高校生にも適用すると、劇中の三葉の教室は4(縦)×5(横)=20人教室であることから、1学年は2クラスであると考えられる。
- ↑ しかし、小学校262人、高校約120人、劇中には登場しない中学校約120人を足すと約502人となる。これは7~18歳の子どもだけでも町民の1/3を占めることを意味しており、過疎化の進んだ糸守町の「高齢者が多い」というイメージとは異なっているような気がする。
- ↑ やや妄想は多いが、“このサイト”では部室の変遷について推測している。