空満表示

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タクシーの空車表示(スーパーサイン)とは異なります。


空満表示とは、コインパーキング等に設置される、駐車区画の空きを示す看板。駐車区画に空きがある時は、「空」または「P」、空きがない時は、「満」を表示し、入庫可能かどうかを示す。

道路よりよく見える場所に高く表示され、利用者がどの駐車場を使えるかを判断する際に用いられる。

かつては、空車と満車が印刷されたフィルムを円筒に貼り付け、中から照らしながら、空満表示の切り替えのたびに円筒を回転させ表示を切り替えるものや、空車と満車の表示の点灯/消灯を切り替えるものが使われていた。

現在はマトリックスLED(多数のLEDを面状に配置したもの)を使ったものが多く、会社により細かい部分の字形が異なることもある。

駐車区画の空きは、各区画にセンサーがある形式(ロック板があり、移動前に精算機で支払う場所や、ロック板なし駐車場)ではセンサーの情報から、出入庫にゲートを通過する形式ではゲート通過台数と駐車区画数により判断される。

ブロック別の空満表示の例

発展型として、大型の駐車場では、細かい駐車位置毎に空満表示を行う場合もある。5ヶ所ほどの駐車区画を1ブロックとして、空いている部分には緑、埋まっている部分には赤を表示して、駐車出来る場所を見つけやすくする。こちらは徐行する車から見えれば良い程度なので、小型の表示灯を、床に埋め込んだり壁や天井に取り付けられる。一方通行の逆走を防ぐため、1方向にのみ表示する場合もある。

Unicode 6.0にて[編集]

Unicode 6.0の絵文字にて、空満表示についての絵文字が2点追加された。

🈳
四角囲い付きCJK統合漢字7A7A(空)、収録位置はU+1F233。
🈵
四角囲い付きCJK統合漢字6E80(満)、収録位置はU+1F235。

参考[編集]