穴留玉狂
概要[編集]
猟奇系アダルトビデオを得意とし、作品は、「肉だるま」、「殺殺(あや〆)」、「私の赤い腸」などが代表的である。現在でも、根強いファンが、存在し、彼の監督作品にはプレミアが付いている。
1967年、青森県八戸市生まれ。中学生の時に見た「エクソシスト」の映画やトム・サヴィーニ、ディック・スミスから影響を受け特殊メイクに興味を待ち、特殊メイクの専門学校に進学。その後アロマ企画の直営のカルトショップBAROQUEに勤務する。31歳の時に自身初のスプラッターフェティシュビデオ"PSYCHOシリーズ"第1作「私の赤い腸」を制作、発売。その後、「猟奇エロチカ肉だるま」「殺殺あや〆」を発表し、その後はフェチビデオや、発展場の盗撮風ビデオなどアロマ企画ならではの作風に変更。
没になった幻の"PSYCHOシリーズ"4作目として江戸川乱歩からインスピレーションを受けた作品で、漁村に住む少年が母を殺し母胎に還るという作品が企画、撮影用のレプリカまで作成されたが、彼の精神的不調によりボツになった。
2000年代前半はアングラ系イベントや、トークショーに出演する事も多かった。特殊メイクのパフォーマンスなどを披露する事もありアングラカルチャーの界隈でも名がしれている。
意外と知られていないが、大御所AV男優のしみけんをスカウトした人物である。アロマの事務所のゴミ箱に捨てられていた履歴書からしみけんを見出し自身のフェチビデオに出演させ、彼をAV男優としてのキャリアに導いた。
2013年以降、監督作品がない為、監督業を引退したと思われる。
未だにカルト的な人気を誇り日本のフェチビデオシーンを担ってきた伝説の監督である。
また、他監督のインタビューによると、知人の結婚式に中国の伝統衣装で出席した逸話があるらしい。