痴呆(ちほう)とは、個人が獲得した知的精神的能力を失い元に戻らない状態。
感情面や意欲面の低下を伴う。脳の腫瘍・炎症、中毒、脳梗塞・脳出血などの血液循環障害、アルツハイマー病、加齢などに由来する。
用語の変遷[編集]
2004年、「『痴呆』に替わる用語に関する検討会(厚生労働省)」において、「痴呆」ではなく「認知症(にんちしょう)」が適当であると見解が示され、現在では公の場では使われなくなっている。中国語の表記でも「痴呆」「癡呆」(chi1 dai1)から「失智症」(shi1 zhi4 zheng4)とするようになってきている。
関連項目[編集]