用言とは、「活用する語」をいう。対義語は「体言」である。
橋本進吉による品詞分類に基づく分類である。
橋本文法では、
- 自立語⇔附属語
- 活用する(用言)⇔活用しない(体言)
- 述語となる⇔述語とならない
と分類され、活用する語を用言という。動詞は用言かつ自立語であり、助動詞でも「だ」「です」は述語となるが附属語であり、同じ助動詞でも「ます」は述語とならず附属語で用言であつため、細かくいうと矛盾するため、整理が必要である。
また、述語である助詞・助動詞と接続することが多い語は、誤って「用言」とされることも多い。形容動詞などがこの類である。