産経新聞

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産経新聞(さんけいしんぶん、題字は産經新聞、英称:THE SANKEI SHIMBUN)は、産業経済新聞社が発行する日本の新聞

概要[編集]

キャッチフレーズは「モノをいう新聞」[1]

読売・朝日・毎日と比べると発行部数が少なく、日本の三大紙には分類されないが、「読売・朝日・毎日・産経・日経」の五大紙の一角とされる。しかし、全国的に購読される日経と比べ、東海地方の愛知、岐阜など普及度が著しく低く地方版のない地域があり、首都圏、京阪神圏以外は専売店が少ない。

発行所[編集]

  • 東京本社(新潟、長野、静岡の各県以東と沖縄県。朝刊のみ)
  • 大阪本社(富山、岐阜、愛知の各県以西。京阪神圏のみ夕刊も発行。他地域は朝刊のみ)

取材組織[編集]

  • 総局(東京、横浜、千葉、さいたま、中部、京都、大阪、神戸、広島、九州)
  • 支局
    • 県庁所在地(福岡以外の九州本土各県と岐阜、富山、金沢を除く)
    • 多摩、舞鶴、阪神、洲本、豊岡、姫路、福山

歴史[編集]

大阪新聞の僚紙である日本工業新聞1933年昭和8年)6月20日創刊[注 1])を前身とし、時事新報の流れを汲む。
産業経済新聞社は発足当初、大阪新聞オーナーだった前田久吉の影響下にあったが、経団連から水野成夫鹿内信隆が経営に関わって以降、前田家の影響力は弱まり、「政権寄り」の記事、論説を志向するようになった。

2002年には東京本社版で夕刊を廃止。全国紙で初めての措置であり、東日本では朝〜昼間の話題を夕刊フジに丸投げした格好である。

2022年10月には東北総局が仙台支局に格下げ、2025年2月(予定)に僚誌の夕刊フジ休刊と事業は縮小傾向にあり、一部の評者からは『全国紙の看板を捨てるのでは?』と囁かれている。

その他[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 1958年に再創刊し、後に「フジサンケイ ビジネスアイ」となるが、2021年6月一杯で休刊。
出典