瓢箪責め

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瓢箪責め(ひょうたんぜめ)とは、日本処刑方法のひとつである。主にキリシタンに対して用いられた。

概要[編集]

この刑は受刑者を縛り上げて胴体を太い荒縄で縛り上げ、それを両方から綱引きの要領で何人もの男性が引っ張るというものである。こうなると受刑者は内臓を締め上げられる苦痛を味わされ、すぐに気絶することになる。気絶すればすぐに水をかけられて覚醒させられ、再び刑が行なわれる。刑の途中で苦痛のあまり死ぬことになるが、この刑はどちらかというと精神的に追い詰める作用も持っていた。なお、瓢箪の名は受刑者の締め上げられた胴体が極端に細くなり、人体がまるで瓢箪のような形になることからこの名がつけられたという。