温床
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温床(おんしょう)とは、主に半地下式(半埋込式)の小型温室をいう。
概要[編集]
温度調節や光量調節、ありゅが湿度調節などに用いる。「室」(むろ)などともいう。
麹室や独活の軟化栽培やアラゲキクラゲやマッシュルームの栽培室は、温床に含めてよいと思われる。、
「フレーム」という別称もあるが、暖房装置や照明装置のついた据置式(半地下式ではない)小型温室(ウォークインタイプではなく、手が届く範囲内に収まる程度のサイズの温室)としてのフレームの意味で主に用いられる。
- ビニールトンネル
- 踏み込み温床
- 電熱温床
などもあるため、厳密な区分・定義。はしづらい。
土地は熱容量が大きいため、地面を掘り下げると温度は平均気温に近づく(永久凍土とかは別かもしれないが)。そこで、地面を掘り下げて小型温室としたものが温床である。いわゆる「苗床」として利用されることも多く、小規模の圃場(水田や畑)に移植するために用いられることが多い。
ただし、近年の都市部では本来の意味での「温床」というものを見る機会が減ったため、「~の温床」というとあまり好印象を持たれない。
フレーム[編集]
室内用のフレームは、グロキシニア、セントポーリア、シクラメンなどの栽培にもしばしば用いられ、観賞魚であるベタの飼育にも用いられる。