浪江虔

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浪江虔(なみえ けん、1910年5月21日ー1999年1月28日)は、農村運動家。

人物[編集]

札幌市生まれ。旧姓・板谷虔。1930年武蔵高等学校高等科文科卒。1931年東京帝国大学文学部中退。1937年東京府立園芸学校教員、44-45年産業図書館株編集部員、48年から66年農山漁村文化協会常任理事。39年から鶴川村に住み、南多摩農村図書館を設立、68年鶴川農村図書館と改称し館長。

著書[編集]

  • 『農村図書館 かく生れかく育つ』(教育文庫)河出書房、1947
  • 『光村々に』柏葉書院、1948
  • 『文化活動第一歩』日本農民文化社、1948.2
  • 『農村讀書運動』(農村新生活講座)ナウカ社、1949.12
  • 『誰にもわかる肥料の知識』農山漁村文化協会、1950.9
  • 『村の政治』(村の図書室)岩波書店、1953
  • 『農村教育の砂漠』(農村教育. 農村の新しい指導者のために)長野県農村文化協会、1954
  • 『全化成肥料早わかり』農山漁村文化協会、1955
  • 『続・誰にもわかる肥料の知識』農山漁村文化協会、1956
  • 『農村の恋愛と結婚』(農村文化双書)農山漁村文化協会、1956
  • 『町づくり村づくり 続 村の政治』(農村文化双書)農山漁村文化協会、1957
  • 『農村の読書運動』(農村新書)新評論、1958
  • 『町づくり村づくり 第2』(農村文化双書)農山漁村文化協会、1959
  • 『広報革命 自治体の姿勢と広報の姿勢』(行政シリーズ)良書普及会、1961
  • 『ムラの政治と農民の意識』(労働大学通信教育講座活動家課程テキスト. 活動家シリーズ 思想部門)労働大学通信教育部、1962.6
  • 『こうすればよくなる選挙のガイド』(真昼文庫)新興出版社、1965
  • 『自治体公報の実際 前進のキイポイント』現代ジャーナリズム出版会、1969
  • 『この権利を活かすために 自治体と住民』(人間の権利叢書)評論社、1970
  • 『図書館運動五十年 私立図書館に拠って』日本図書館協会、1981.8
  • 『本ものの地方分権・地方自治 住民の努力が真の地方自治をつくる 誰もが自治体活動家に』(道しるべブックス)BOC出版部、1995.8
  • 『図書館そして民主主義 浪江虔論文集』まちだ自治研究センター 編、ドメス出版、1996.10

共編著[編集]

  • 『これからの自給肥料』塩島角次郎共著、農山漁村文化協会、1951
  • 『これで防げる野菜の病気』滝元清透共著、農山漁村文化協会、1953
  • 『成功する家族計画』(農村文化双書)高口保明共著、農山漁村文化協会、1957
  • 『明日の農村をつくる選挙』(農村文化双書) 編、農山漁村文化協会、1958
  • 『手紙と文章の書き方』国分一太郎共編、農山漁村文化協会、1959
  • 『浪江虔・八重子往復書簡』『浪江虔・八重子往復書簡』刊行委員会 編、ポット出版、2014.8