波多野精一
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波多野精一(はたのせいいち、1877年7月21日 - 1950年1月17日)は、日本の宗教哲学者。長野県出身。
概要[編集]
東京大学でラファエル・フォン・ケーベルに師事し西洋哲学を学ぶ[1]。『西洋哲学史要』を24歳で上梓し以後半世紀以上にわたって、日本における西洋哲学の重要なテキストとなった。早熟な天才であった[2]。同時期に洗礼を受けキリスト教信者となる。
1904年からドイツに留学する。帰国後は早稲田大学・東京大学で講師を歴任する。その後、京都大学にて教授に就任し、いわゆる京都学派の一翼を担うことになる[1]。玉川大学第2代学長[2]。
脚注[編集]
出典[編集]
- 『岩波 哲学・思想辞典』 廣松渉 子安宣邦 三島憲一 宮本久雄 佐々木力 野家啓一 末木文美彦、岩波書店、1998年3月18日 発行、1st。ISBN 4-00-080089-2。