殉職

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殉職(じゅんしょく)とは、労働者が職務中に命を落とすことである。軍人消防士警察官といった市民の安全を守る公務員だけでなく、民間企業や工場においても勤務中や作業中の事故で落命した場合も殉職となる。

概要[編集]

一般に殉職といえば軍人・消防士・警察官といった市民の安全を守る公務員が公務中に死亡する事を想像されがちだが、一般の企業や工場などでも勤務中または作業中の災害・事故が原因で死亡した場合も殉職に含まれる。

職務階級が明確な職業に従事する者が殉職した場合、殉職時点での階級から昇進させる制度や慣行が存在する。昇進させる階級数は二階級が一般的で、俗に二階級特進とも言われる。殉職者を昇進させることで、名誉や叙勲、残された遺族に対する死亡退職金や遺族年金などの補償が昇進後の高い階級に基づいてなされるようになる。