正慎会館

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正慎会館 (せいしんかいかん) は、日本空手団体。正式名称はワールド正慎会館空手連盟。正慎会館の意味は、創立者岩下清伸(いわした せいしん)の名前「清伸 せいしん」の読みを慎みを以て正すと見立て正慎とした。

概要[編集]

前身は1991年に創立者岩下がカナダのバンクーバーに渡りカナダ国際大学(CIC)内のスポーツ団体に設立した異種格闘技教室。

1995年に極真分裂騒動をきっかけに師ANDREY COULOMBE(アンドレイ・コロムベ)に賛同。町道場として岩下会館(いわした かいかん)設立。

2000年に団体名称を新・国際空手道連盟 正慎会館(しん こくさいからてどうれんめい せいしんかいかん)に改名。2012年よりワールド正慎会館空手連盟と改めた。

当初の所在地は岐阜県岐阜市若宮町にあったUSランド道場から岐阜県岐阜市菊地町4-1に移転。現在は一般社団法人ワールド極真会空手連盟に統合し岐阜県岐阜市六条北2-13-11に存在している。

歴史[編集]

館長である岩下清伸(いわした せいしん)は[1]、元極真空手の岐阜支部(柳渡聖人)門下出身。

1991年より極真会館カナダ支部に移籍。1994年には巨匠大山倍達の死去後に完全に分裂。その後、いろいろな武術を研究し、独自の実戦スタイルの空手を生みだした。

ルールはフルコンタクト空手が基本だが、手技による顔面への攻撃または投げ関節技などを含んでいる。大会については、今迄に水面下で行ってきた為に地下格闘として異名を持っている[注釈 1]

大山倍達総裁の愛弟子ANDREY COULOMBE(アンドレイ コロンボ) [注釈 2] が率いるWOLD KYOKUSHIN-KAI KARATE OLGの最高顧問とANDREY COULOMBEの顧問を長く務めたが2015年にWORLD KYOKUSHIN KAI KARATE ORGANIZATIONを継承。ワールド正慎会館は2015年に設立した一般社団法人ワールド極真会空手連盟[注釈 3]の傘下となる。

正慎会館は岐阜本部を始め、スリランカ,インド,セルビア,カンボジア,アメリカ,ブラジル,カナダ,ウクライナ,オランダ,アルゼンチン,ミドルイーストなど27カ国であったが2015年より60カ国へと成長する。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. 2006年12月号 記事:地下格闘家「岩下清伸」の流儀
  2. 現在、一般社団法人ワールド極真会空手連盟の顧問
  3. https://全国法人データベース.com/companies/9200005012581参照

出典[編集]

外部リンク[編集]