森友一
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森友一(もりとも はじめ)は、日本の農民、海軍兵士。
略歴[編集]
森友家は福岡県田川郡勾金村(現:香春町)の豪農であったが、次男・一(はじめ)が森友家の跡取りとして福岡県に残ることとなった。
しかし、太平洋戦争(大東亜戦争)が勃発したことから、大日本帝国海軍に召集され、航空母艦瑞鳳に上等水兵として搭乗、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦を戦った。昭和19年10月25日、フィリピンの沖合に位置するエンガノ岬沖海戦において、航空母艦瑞鳳は200機近い米軍機の集中攻撃を受け、炎上しながらも最後まで対空戦闘を行い、沈没した。
大正1年生まれ、昭和19年10月25日没、享年33歳。
兄弟[編集]
家督承継者で兄(長男)である森友政勝は、農林官僚となったが、弟2人の逝去で農林官僚を辞めて、戦後、福岡を拠点に農業普及指導を行った。弟の森友三治は、満州帝国の大同学院第一部第九期生であり、満州国で亡くなった。
参考文献[編集]
社団法人佐世保東山海軍墓地保存会発行 「佐世保東山海軍基地 墓碑誌」平成20年第3刷