東京大阪理論

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東京大阪理論(とうきょうおおさかりろん)は、『ドラえもん』にて提唱された過去改変に関する理論。

小学館ドラえもんルーム編『ドラえもん深読みガイド』で取り上げられた際は「大阪理論」として紹介されている。

概要[編集]

漫画版ドラえもんの1巻1話「未来の国からはるばると」で、未来が変わればセワシがいなくなるのではないかというのび太の疑問に対し、セワシが例として東京から大阪へ行く方法として過去改変を説明した事に由来する。

この説明によれば、大阪に行く方法には複数の乗り物や道筋があるが、そのどれを選んでも方角が正しければ大阪に着けるという事である。

つまり、どんなに未来が変わっても最終的にセワシは生まれてくるという事なのである。

この理論は、タイムトラベル創作物でしばしば言及される、世界線の収束や"歴史の修正力"に近いと考えられる。

また、歴史のifを考える際に、「○○がいなかったら××が起こらないからその後の歴史は大きく変わったはず」というものが多いが、「もし○○がいなくても別の人が少し前後して××を引起こすから大局的には変わらない」というのも似た発想である。例えば、「日米開戦を防ぐためにはコロンブスがいなかったら良い」というのがあるが、「コロンブスがいなくても別の探検家がアメリカ大陸"発見"につながる功績を残し、結局のところ日米開戦は防げない」というものがある。

関連項目[編集]