本頂寺 (茨木市)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

本頂寺(ほんちょうじ)は、大阪府茨木市郡山の日蓮宗の寺。山号は昌徳山。旧本山は京都市の由緒寺院本満寺

歴史[編集]

嘉吉2年(1442年)、了達院日龍が創建。当時は市内十日市の場所にあり、江戸時代に道中奉行が作成した古地図によると、現在の真光山善永寺安威川西国街道に囲まれた三角形の土地で、その一部は名神高速道路敷地内となっている。この地図で示されている敷地は広く境内に多くの堂塔が描かれることから、当時の大規模寺院としての隆盛が伺える。 その後、兵火にかかり灰燼に帰し、慶応年間の末から明治維新に至り無住寺となった。 明治9年(1876年)7月現在地へ移転、本堂、庫裏が建立された。なお、鐘楼は十日市から移築されたもので、江戸時代から唯一残る遺構である。

関連項目[編集]