本蓮寺本堂

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本蓮寺本堂(ほんれんじほんどう)は、岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓の仏堂建築。

棟木の墨書銘から明応元年(1492年に相当)に本蓮寺の檀那であった石原氏の助力を受けて、再建されたとわかる。単層、寄棟造、本瓦葺で、軒は二重疎垂木の化粧小舞軒、正面五間、側面五間で正面中央一間に向拝をつける。柱頭は室町時代の特徴をしめし、斗栱がなく総円柱の上に大斗栱と舟肘木を置き丸桁を支える構造である。方三間の内陣の柱長押、頭貫、壁面などを極彩色にしている。内陣には来迎壁を設け、前面に半肉彫りの蓮、菱形文が彫刻された須弥壇が置かれる。

交通経路[編集]

  • JR邑久駅から両備バスで約25分、本蓮寺下で下車後徒歩1分