木根渕善

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木根渕善は、漫画『終末のハーレム』の男性キャラクター。

人物[編集]

恭司・怜人・翔太とは違い、イザナミによって目覚めさせられた「ナンバー4」の男性[話 1]。ウェーブのかかったショートヘア[話 2]が特徴。製薬会社営業マンだった30歳の2040年時点では、取引先の安保や上司の輝奈と軽薄な後輩・佐藤さとうの間で板挟みに遭うという時代遅れの矛盾した仕事に勤しむ一方、超高層マンションの25階の自宅にてすでに肉体関係にある恋人・ミキと愛を育む生活を送っていたが、細胞硬化症への罹患を知らせようと呼び出したところ、彼女から受胎を知らされる[話 3]。現行の婚姻制度については前述の仕事と同様に時代遅れと考えており、ピロートーク中にミキから結婚を匂わされた際にも当初は乗り気でなかった[話 3]が、彼女の受胎をきっかけに思い直して結婚式を挙げる[話 1]。その後、新都心第三病院にて自分と同じくコールドスリープ用カプセルに入る直前の怜人のほか、彼の見送りに訪れていた絵理沙や龍の姿を見かけている[話 1]

2045年現在では新都心第三病院からイザナミによってカプセルごと拉致された後、彼女たちの「村」にて目覚めさせられたうえで額に「聖痕」を刻まれるという儀式に遭い、輝奈ら「村」の希望者たち全員を受胎させる「聖奴隷」となることを強制される[話 4]。まもなく輝奈にメイティングを強行された[話 4]うえ、翌日には絵理沙たちと共に電波ジャック放送の場にて全世界の視線に晒される[話 5]。その後、さらなる儀式を経て何度か脱出を試みるも失敗した結果、室内にて自発的な咀嚼すら不可能な口移しでの食事を含む監禁生活や、場所を問わず拘束状態でのメイティングを強制される[話 6][話 7][話 8]。さらには、精力剤を服用させられたうえでメイティングを1週間中止されたことによって常時興奮状態に置かれた結果、女性たちの胎内へ精子を供給する「工場」として性的に開花したうえ、自分から求めそうになるほど追いつめられる[話 8]。そして、「祭」では参加者たちからの責め苦に感謝したうえで水中へ沈められる「聖心祓穢」を経て、イザナミの主・イザナギとして豹変する[話 9]。「祭」が終わった後には身体が限界を迎えて昏倒し、輝奈と亜咲美による介抱のもとで我に返るが、豹変中の記憶は残っていない[話 10][注 1]。そういった立場は、呂に占いで「男に飢えた女たちの生贄」と哀れまれている[話 11]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 現実世界の2019年4月18日にTwitterのハッシュタグ「#企業公式って普段なにしてるの」[1]に反応した本作の公式Twitterの担当者によれば、ナンバーズのこういった姿勢について怜人には「自分だったら絶対シテるな」、恭司には「くそーハーレム堪能しまくりやがって」、翔太には「陰キャだってこんななのに自分ときたら…」、善には「最近は私も神になりたい!」というコメントがそれぞれ発表されている[2]

出典[編集]

ウェブサイト[編集]

参照話数[編集]

  1. a b c 第7巻 2018, 第45話
  2. 第7巻 2018, 第43話
  3. a b 第7巻 2018, 第44話
  4. a b 第7巻 2018, 第46話
  5. 第7巻 2018, 第47話
  6. 第8巻 2019, 第54話
  7. 第8巻 2019, 第55話
  8. a b 第9巻 2019, 第56話
  9. 第9巻 2019, 第57話
  10. 第9巻 2019, 第58話
  11. 第10巻 2020, 第63話

参考文献[編集]

  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第1巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880819-2
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第2巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880842-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第3巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881087-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第4巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881243-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第5巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881438-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第6巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881523-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第7巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881634-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第8巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-881762-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第9巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-882044-6
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第10巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882188-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第11巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882304-1
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第12巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882457-4