朝鮮労働党大会

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朝鮮労働党大会(ちょうせんろうどうとうたいかい)とは、北朝鮮政権与党である朝鮮労働党の最高政策決定機関のことである。単に「党大会」と呼ばれることが多い。

概要[編集]

朝鮮労働党の党規約によると、党中央委員会により5年に1回召集されることになっているが、規約通りに開催されたことがむしろ少なく、規約通りに開催されたと言えるのは朝鮮労働党第3次大会から5年5か月後に開催された朝鮮労働党第4次大会くらいである。また、1980年朝鮮労働党第6次大会の後は長期にわたり開催されなかった。ただし、党規約には「必要に応じて党大会の招集を繰り上げまたは延期することができる」とされており、問題はないとされている。党大会は、規約上は最高政策機関とされているが、その実質的な権限はかなり形式的なものといわれている。事実、中央委員会全員会議が人事権などで強大な権限を行使できるとされており、党大会は形骸化していると見られている。だが、党大会は新たな重要政策の場として、極めて重要な意味を持つとされている。