望月郁子

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望月郁子(もちづき いくこ、1933年11月21日- )は、国文学者、静岡大学名誉教授。

人物[編集]

静岡県藤枝市生まれ。1956年津田塾大学英文科卒業。1960年法政大学大学院日本文学科修士課程修了。学習院大学国文科聴講生。常葉女子短期大学助教授、静岡大学教養部教授、同人文学部教授、97年定年退官、名誉教授、二松学舎大学文学研究科教授。2003年退職。

著書[編集]

  • 類聚名義抄の文献学的研究』笠間書院, 1992.2
  • 『仏教界に辞書は在ったか 古字書の新研究』笠間書院, 1999.5
  • 『源氏物語は読めているのか 末世における皇統の血の堅持と女人往生』笠間書院, 2002.6
  • 『源氏物語は読めているのか 続(紫上考)』笠間書院, 2006.1
  • 『新源氏物語は読めているのか 帚木三帖・六条院・玉鬘』笠間書院, 2007.10
  • 『新源氏物語は読めているのか 2 (桐壺帝による《宿曜》支配・姫君の育て方)』笠間書院, 2010.4
  • 『新源氏物語は読めているのか 3 (密通によって生まれた人間の生)』笠間書院, 2012.5
編著
  • 『類聚名義抄 四種声点付和訓集成』(笠間索引叢刊)編. 笠間書院, 1974
記念論文集
  • 『古典語を楽しむ 望月郁子先生古稀記念論集』啓明書房, 2004.10