月屋形事件

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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月屋形事件』(つきやかたじけん)とは、言ノ葉迷宮が製作したフリーノベルゲーム

概要[編集]

甲賀三郎の推理小説「お初桜事件」「贋紙幣事件」に設定を借りた、パスティーシュ・ノベルである。探偵の森や、ワトソン役の主人公・風岡などのキャラ設定は、甲賀氏のものを借用しているが、核となるストーリー自体は言ノ葉迷宮(KaTana氏)のオリジナル創作である。原作のジュブナイル性を継承し、「殺人シーンが登場しない」推理ノベルとなっている。

コマンド選択だけでなく、文字入力を求められる場面もあるため、虱潰しでは上手く行かず、プレーヤーにある程度の推理力が求められる。1周は3,40分強だが、エンドが9種類あるため、コンプリートしようと思えば結構な暇を潰す事が出来る。

本来はコミックマーケット70で頒布されていたが、2006年12月からネット上でフリーソフトとしてダウンロードできるようにされた。

攻略のヒント[編集]

【注意】 以下にはネタバレが含まれています。ネタバレ部分は白文字で表記されています。反転してお読みください。

まずはゲームフォルダ同封の「ゲームのヒント.html」を読んでみてください(こちらからも同内容が読めます)。それでも分かりづらいと思われる処[1]について、ヒントを記述します。あくまでヒントであって答えそのものではありません。どうしてもギブな人は、ググれば答えをモロバレしてるサイトが見つかるでしょうから、そちらを参照してください。

  • 克己の以前の苗字に関するヒントは2つしか出ません。あなたが2人の人物から、それぞれ情報を聞いたならば、それでヒントは出尽くしています。あとはプレーヤーが発想力を働かせて、トライアル・アンド・エラーするしかありません。どうしても分からない方は→こちら→をドラッグ。「氏原」の「うじはら」以外での有得そうな読み方。(←ここまで白文字)
  • 祖母に聞かなければいけないことは何か?――これは本編中に単語そのものズバリが出るわけではありません。つまり、これまた発想力を要するということです。挿話12も参考に有得そうな単語をトライアル・アンド・エラーしてください。
  • 克己の興味がある学問分野は何か?――これは聞き取り調査によって答えを得ることも一応は可能ですが、大変難しいため、トライアル・アンド・エラーするほうが早いと思います。(選択肢5つしかないし。)一応解説しておくと、庭師の舟木にあることを聞けば、答えを得られます。・・・が、「苗字」「祖母に聞くべき事」以上に、飛躍的発想力を要します。(しかもストーリーが進めば、後から簡単に何を聞けばよかったのか分かりますので、不必要に頭を悩ます必要さえ無いのです。)どうしても推理で解きたい人のために、白文字でヒント書いときますが、それでも難しいと思います→ここらへん一体の地質から連想できること。挿話12と複合的に考えて、想像してみてください。(←ここまで)
  • 森君を説得する場面では、犯人・証拠・場所の3つすべてをピタリと当てる必要があるので、トライアル・アンド・エラーでは難しいです。挿話14をヒントに、ノベルをもう一度読み直してみてください。(挿話14は、試行錯誤しながら、一旦エンド8,9でも目指してみれば多分出ます。)それでも分からない人→挿話14:「それも直接言うと、誰だかわかってしまうから、ちょっとね。」→犯人の象徴とも言えるアイテムが「証拠」であることを仄めかしている。「犯人に会って間もないころ…」→各登場人物と初めて言葉を交わすシーンに注目。あと「場所」については、事件と関係する場所は片手で数えられる程度しか登場していないことから、適当に何度か入力していれば当たるでしょう。(←ここまで)
  • 犯人の「動機」を、ノベルで得られた情報のみから論理的に推理することは、まず無理です。一応伏線らしきものは鏤められていますが、しかし推理の材料となるほどに強い伏線だとはいえません。ここも無駄に頭悩ますより、ひたすらトライアル・アンド・エラーでいきましょう。(選択肢3×人物だって限られている)
  • 挿話3の答えは筆者にも分かっていない。ネット上でたくさんの人のカキコミ情報を、かなり本気をだして調べてみたが、挿話3の答えが明確に分かったというカキコミは見つけることが出来なかった。挿話3には元から答えが用意されていないのではないか、という説を唱える人も多い。挿話3は言ノ葉迷宮史上、最大の謎である。もし知っている人がいたら是非、是非、是非、答えを教えてください。

脚注[編集]

  1. 「分かりづらい」なんて個人的な感覚だろ、人それぞれ違うんだから書けるわけないじゃん、けしからん!・・・・と思われたかもしれませんが、一応このゲームについて一通りググってみて、「ここが分からん」という感想が多く書き込まれている部分などを取材し、それを元に書いたりなんだりしてるけど、でもやっぱ個人的感覚にすぎないのかも(え...

関連項目[編集]

外部リンク[編集]