月例経済報告(げつれいけいざいほうこく)とは、景気判断に関する日本政府の公式見解を示す報告書のことである。内閣府が作成し、毎月の関係閣僚会議に提出することになる。個人消費や生産、輸出などの幅広い指標に基づき、国内と世界の経済情勢を総括する。基調判断や個別項目で、前月から上方、下方修正されたのか、据え置かれたのかどうかなどが注目点である。定型の表現はないが、過去の景気後退局面の基調判断は「弱まっている」「悪化している」「持ち直し」「回復」などの事例がある。