月の兎はバニーな少女の夢を見る
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「月の兎はバニーな少女の夢を見る」は、ソーシャルゲーム『バトルガール ハイスクール』内のイベントシナリオである。
あらすじ[編集]
火星植民地に住む主人公の教師は、理事長の代わりに月の駐留大使に表敬訪問することとなる。「星守」である星月みきたち女子生徒数人とともに月を訪れた彼が目にしたのは、うさぎのぬいぐるみの姿をしたホテルの支配人だった。そして、ホテルの支配人は生徒たちに月の流行だからといってバニー衣装を着るように奨める。恥ずかしがりながらもバニーガールとなった彼女たちは、その姿でパーティに出るが、座興として行われたマジックのどさくさに紛れて、常磐くるみ、蓮見うらら、朝比奈心美、綿木ミシェルの4人が誘拐されてしまう。
彼女たちをさらったのは月の人身売買組織であった。その組織は、さらった少女たちに洗脳を施して「うさぎ」として売っていたのだ。教師と星月みきたちは、ホテルの支配人が組織のボスであることを突き止め、星守の力で彼らの操るロボットを打倒する。そして、オーディションにかけられ売られようとしていたくるみたちを発見した。だが、彼女たちはすでに洗脳された後だった。とはいえ、その洗脳は「身も心もうさぎにしてしまう」というものであり、性格が従順になることと語尾が「ぴょん」となってしまうぐらいしか弊害がなかった。洗脳はあっさりと解け、彼女たちは火星へと帰るのだった。
SFのパロディ[編集]
シナリオの各話のサブタイトルが、以下の通り、有名SF作品のタイトルのパロディとなっている。おそらくシナリオライターの趣味であろう。
ゲーム内のサブタイトル等 | 元ネタの作品名 | 詳細 |
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「月の兎はバニーな少女の夢を見る」 | 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 | PKDの名作。映画『ブレードランナー』の原作。 |
「月への扉」 | 『夏への扉』 | アメリカSFの三大巨匠の1人であるハインラインの名作。 |
「月世界より」 | 『新世界より』 | 貴志祐介による小説およびアニメ作品。 |
「月を継ぐもの」 | 『星を継ぐもの』 | ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説。日本では、星野之宣によって漫画化された。 |
「月を翔ける少女」 | 『時をかける少女』 | 筒井康隆によるジュブナイルSF小説。同作を原作とする映画・アニメ作品。 |
「月は無慈悲な兎の女王」 | 『月は無慈悲な夜の女王』 | アメリカSFの三大巨匠1人であるハインラインの名作(二度目)。 |
「月の長い午後」 | 『地球の長い午後』 | ブライアン・W・オールディスによるSF小説。 |