星探
『星探』(ほしさが)は、Webサイト『NEKOGAMES』で公開されているパズルゲームシリーズ。かつてはFlashゲーム、2019年以降はHTML5ゲーム。
概要[編集]
2007年5月21日に処女作『星探』が公開された。国内はじめ海外からも高い評価を得、一時はサーバが落ちるほどのアクセスを集めた。その後、断続的に続編が制作・発表される。現在までに下記シリーズ作品が発表されている。
- 『星探2』2007年9月16日
- 『星探3』2009年9月21日
- 『星探林檎』2010年1月4日
- 『星探林檎飴』2010年4月18日
- 『星探林檎園』2011年5月8日
- 『星探林檎姫』2011年9月23日
- 『星探毒林檎』2011年10月8日
- 『みんなの星探』2013年9月1日
- NEKOGAMESを含むフリーゲーム製作者40名弱が、それぞれのステージ製作を分担してつくった合作である。この作品の完成を記念して、オリジナル飴の配布も行われた(右写真)。各製作者はもちろん、ファンでも連絡をすれば送ってもらえた。
- 『みんなの星探2』2014年7月7日
- 『星探零式』2014年9月21日
- 『みんなの星探3』2014年12月21日
- これ以前はFlashで制作されているため、一般的環境では遊ぶことができない。
- 『Hoshisaga Monochromatic』2019年3月14日
- ここからHTML5で制作されているため、現在でも遊ぶことができる。
- 『Hoshisaga AdventCalendar』2022年12月10日
タイトルが途中から「林檎」を含んでいる理由は、制作者が2010年1月15日のブログで以下のように語られている。
今回はBox2Dという物理演算ライブラリを使用して
いくつかステージを制作しましたので、
「物理」→「ニュートン」→「林檎」という連想?です。
内容[編集]
いわゆるクリックゲームに分類される。画面内を色々クリックしたりカーソルを強くゆすったりすることで、隠された「星」を見つければよい。星を探すゲーム、だから「星探」。
1ステージあたりは簡単なものだと10秒で解けてしまう簡素なもので、1タイトルに25あるいは36ステージが収録されたミニゲームチックな構成である。内容は実にさまざまで、パズルめいたものや敏捷性が要求されるもの、見かけ騙しのもの、ミニダンジョン攻略を模したようなものや、或いは解く事自体は楽勝で「演出」を重視したようなステージもある。星の出現方法もさまざまで、ステージ内になんらかの形で隠されていた星を明るみに出したり、5つの直線を上手く配置する事で星型をつくることを要求されたり、最後にとってつけたように「星」が現われるだけのものもある。基本的に言葉による説明が一切ないため、プレーヤーは想像力を駆使して、各ステージごとの法則性を見出さす必要性がある。
サウンドやグラフィックは、簡素で硬質。全体的にほっこりと癒されるような仕上がりとなっている。半分ゲーム、半分インタラクティブアートといえるかもしれない。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- NEKOGAMES
- 「星探」でタグ検索 - ニコニコ動画
- 0stageインタビュー - 『星探』について製作者本人が語っている。