旭浜駅
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旭浜駅(あさひはまえき)は、かつてJR北海道の室蘭本線に存在していた駅である。
概要[編集]
室蘭本線の駅としては珍しく、国鉄の仮乗降場に出自を持つ駅だった。
秘境駅の一つとされ、駅周辺には国道と原野しかない。民家は当然あるわけない[1]。秘境駅と言えば山の中のイメージが強いが、この駅は真逆で海に沿う国道と線路にポツンと置かれた駅である。なぜなのかはわからないが、町の中心部と静狩の集落の間の空白地帯のど真ん中に置かれており、どちらとも同じ5km以上離れていて、単線時代は信号場が置かれていた。割とすごい秘境駅だが、2つ隣の駅の方がインパクトが強すぎて当駅はあまり注目されなった。
仮乗降場に出自を持つが、朝礼台ホームではなく冨浦駅のような結構立派なプラットホーム。さらに小さかったが待合室もあった。
地元民にも鉄オタにもあまり注目されない駅だったが、当時のマルス券等で中ノ沢以南から静狩以東へ乗車券を発券した時、経由欄に室蘭(旭浜)と印字され、文字としては見る機会は多かったのではないだろうか。
2002年改正時点では、下り4本、上り5本停車していた。当時の小幌駅の停車本数より多かったが、[2]さすがにこんな駅残していても儲からないので2006年3月で廃止となった。廃止後はすぐに撤去され、跡地は一切わからなくなっている。目印は脚注のドライブインの廃墟が目安。