日銀短観（にちぎんたんかん）とは、日銀が全国の企業に対して実施するアンケートである「企業短期経済観測調査」の略称のことである。1年のうち、3月・6月・9月・12月の4回行ない、現状と3か月後の景況感や設備投資計画、雇用の過不足などを幅広く調べることになる。対象企業が多く回答率も100パーセントに近い上、それでいて調査から公表までの期間が短いため、景気の実態を把握できる重要な統計とされている。特に大企業製造業の景況感は景気動向の目安になり、株価や日銀の金融政策に影響を与えることになるという。
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