日賢

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日賢(にちけん、1243-1338)は、鎌倉時代から南北朝時代の日蓮宗の僧侶。駿河国出身。淡路阿闍梨。

幼少より日蓮に師事して、日蓮の没後は守塔三月として墓塔をまもる。永仁年間頃に日源に招かれ武蔵国(現在の東京都)の碑文谷法華寺の住持となり、正和年間に日位から譲られた駿河国(現在の静岡県)海上寺(現在の海長寺)にうつり、教線の拡大に務めたことが知られる。