日比左三(ひびさぞう)とは、商船、東慶丸の船長。日本では無名だがギリシャで有名な日本人である。
希土戦争中の1922年、絹製品を積んだ東慶丸でトルコのスミルナ港(イズミル港)に停泊していたが、積み荷の絹製品を海に投げ捨て、希土戦争によるギリシャとアルメニアの難民800人を乗せてギリシャに避難させたとされている。